JCBとAMEXで生きていく実験?
思いつきで始めた「多重申込実験」もほぼ収束した中で、自分のライフスタイルを改めて振り返ったところ、複数の提携カードを使いこなすライフスタイルはあまり向いていないのではないかという結論に至りました。これを踏まえて、改めてカード編成を考えなおすことにしました。
前提
ライフスタイルの振り返りの結果から、前提とする考え方も変わりました。まず、
1枚、多くとも2枚程度のメインカードに原則として決済を集中する
ことを大前提とします。メインカードですので、決済シーンを選ばないカードであることが求められます。この大前提には補足があって、
VISA/Master以外をメインカードに選定する場合は、補助のVISA/Masterカードを合わせて選定し、決済力を補強する
ことにします。やはり決済力ではVISA/Masterには他ブランドは勝てませんので。そして、
メインカード以外のカードについては、年間決済額が十分多いか、カードに付帯するベネフィットが他のカードになく、それを活用できる場合にのみ維持する
ことをもう一つの前提とします。全体としては、カードの保有枚数を現状より削減する、という方向になります。
選定
メインカードをどれにするかは非常に悩みましたが、次の2枚を選定しました。
あえてのAMEX/JCB連合です。この2つを選んだのは、AMEXとJCBというカード会社が割と好きな部類であること、SPGについては入会キャンペーン中で決済を集めたいこと、AMEX/JCBで日本国内であれば十分生きていけるのでは?という個人的な直感を検証することが目的です。
これにあわせて、VISA/Masterから決済力補強のためにMUFGゴールドを選定しました。MUFGゴールドも将来的に育成してMUFGプラチナにしてみたいという計画がありますので。この3枚があれば、日本国内でカードを使える場所でカードが切れないということはほぼないはずです……。
続いて、メインカード以外のカードについて検討を加えました。その結果、三井ショッピングパークセゾン、ウォルマートカードセゾン、アトレビューSuica、Amazon MasterCard クラシック、NTTグループカード、オリコ・ザ・ポイントについては頃合いを見て解約する方向としました。やはり直近の決済額を考えると、これらのカードを維持するコストに得られる特典が優っているとはいえないという判断です。
ビックカメラビューSuicaは、ひとまず保留とします。現状このカードだけで年間数十万円は決済しているので、維持するメリットは十分にあります。ただし、手持ちのSuicaチャージに使えるカードとしてはANA VISA Suicaもあります。こちらに決済を寄せて、ビューカード発行のカードから手を引くというのも一つの選択肢です。
エポスカードは、カードを持っているだけで得られる優待が強力なので、維持する方向です。ディズニー★JCBカードも同じ理由で有効期限までは維持の予定。
AMEX緑とセゾンゴールドAMEXは、近くやってくるだろうSPGの提携終了後のAMEX枠に入れたいと考えているので、しばらく維持する方向です。おそらくMUFGプラチナとも枠を競うことになるでしょう。
上での検討を踏まえて、カード編成をリストにまとめました。JCBと三井住友カードをサブサブという項目を使ってまで維持しているのは、人生のずっと先を見据えたうえでの判断です。長いクレジットカードの旅を終えた後、おそらく自分が回帰するのは、JCBと三井住友カードのプロパーか航空系カードであると確信しているからです。目先のカード編成もしっかり決められない人間が、人生のずっと先を見据えるなどと言っても笑い話になってしまいますが。
メインとその補佐
サブ
- ビックカメラビューSuica or ANA VISA Suica (鉄道用)
- エポスカード (各種優待)
- ディズニー★JCB (各種優待)
- AMEX緑 (SPG終了後のAMEX枠)
- セゾンゴールドAMEX (SPG終了後のAMEX枠)
- JALカード普通 (JAL用)
サブサブ
- JCBゴールド
- 三井住友VISAプライムゴールド
解約方向
SPG終了後は次のような編成となります。
メインとその補佐
サブ
サブサブ
- JCBゴールド
あるいは次のような編成も考えられます。こちらのほうが枚数や年会費は削減できます。その分得られるベネフィットも減りますが。
メインとその補佐
サブ