クレカログ

クレジットカードが好きです。

ANA JCB ワイドゴールドカードに2016年限定色が登場!!!

ANA JCB ワイドゴールドカードとANA JCB スーパーフライヤーズゴールドカードに2016年の限定色が2016年6月1日(水)より登場したようです。

www.ana.co.jp

www.jcb.co.jp

シャンパンゴールドと桜色を合わせた、かなりお洒落なデザインとなっています。大人っぽさと可愛らしさを兼ね備えた素敵な券面だと思います。最近スマートフォンでもピンクゴールドの配色が流行していますが、それがカードの世界にも波及した形となりますね。

2016年6月1日(水)〜2017年4月15日(土)までの期間限定募集となります。新規入会はもちろん、他のグレードからの切り替え、また既にANA JCB ワイドゴールドカードを保有している人に対するデザイン変更も受け付けているようです。

ANA JCBカードの限定デザインといえば、2015年に3Dホログラムデザインのものが発行されました。こちらは枚数限定でしたが、今回の限定色は期間が限定されているだけで、枚数が限定されているわけではないようです。

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……ま、早速申し込みましたよね!!!!!!!!!! 到着が楽しみです。

クレジットカード端末 ICチップ対応義務化 うまくやらないと……

先日NHKのニュースで気になるニュースが流れていました。

www3.nhk.or.jp

クレジットカードが安全に使えるということに越したことはないので、より安全と言われているICチップへ移行していく流れを支援するのは当然といえます。ICチップでの決済への移行を推進していくためには、次の2つが必要です。

  • ICチップ搭載のカードの普及
  • ICチップによる決済に対応した端末の普及

クレジットカード決済の健全な発展に向けた研究会 中間報告書によれば、ICチップ搭載のカード自体はそれなりに普及が進んでいるようです。一方で、ICチップ決済に対応した端末は、こちらの資料によると全体の17%程度とあまり普及していないようです。あまりに普及しないので、オリンピックをめどに義務化しようという話になったということです。

義務化は強制力があるので、うまく行けば一気にICチップ決済が普及するきっかけになると思いますが、中小店舗への手厚い支援は必須であると思います。いわゆるPOSシステムをICチップ対応の端末に入れ替えるとなると、非常に大きな負担が必要となります。「そんな負担するくらいならクレジットカード対応やめます」なんてお店が出てこないともいえません。安価にICカード決済を導入できるSquareや楽天スマートペイなどの新しいサービスの周知や、補助金などが必要になってくるのではないでしょうか?


経済産業省の資料を見ていると、今回のICカード決済義務化を含めたクレジットカード関連の施策は、「増加する訪日外国人に対する利便性向上」が主な目的になっているようです。セキュリティ向上も大事ですが、利便性向上にあたっては他の部分にも目を向けてほしいなと思います。例えば、

  • 決済端末をもっと使いやすくして欲しい。お店でカードを出すと、店員さんが操作に慣れていなくてまごついてしまい、申し訳ない気持ちになることがあります。
  • カードが使えるかどうかわからないお店がある。カードが使えるという掲示がないのに端末は置いてある。置いてあるだけなのか、実は使えるのか客の立場ではわかりません。

などがあります。カードや電子マネーを使った決済は、うまく使えば本当に便利なので、経済産業省や業界団体には効果的な施策を打ち出してもらいたいなと思っています。

カードの持ち歩き方もまた楽しい悩み

カードを何枚か持っていると、このカードをどのように持ち歩くかという悩みが出てきます。悩みと言いながらも、これを考えるのは結構楽しかったりします。前回の記事で、新たにカード編成を考えなおしたので、カードの持ち歩き方も考えたいと思います。


カードを持ち歩くにあたっては、カードを入れる「もの」が必要になります。クレジットカード好きのコミュニティを見ていると、みなさん色々なものにカードを入れて持ち歩いておられ、工夫されていることがわかります。代表的なのは財布ですが、これ以外にもカードケース、パスケース、名刺入れなどを利用されている方が多いようです。社員証ホルダーを使われている方もいました。

ここで、自分が持っている「カード入れ」に使えそうなものを振り返ると、

  • 財布
  • パスケース
  • カードケース

の3つがあります。財布とパスケースは常に身につけて持ち歩いており、カードケースは鞄に放り込んであります。

財布は百貨店で買ったもので、有名ブランドの高いものではないのですが、カードが沢山入るので重宝して使っています。しっかりした革製なので、もう何年も使っていますが、なかなか持ちが良いです。現金、ポイントカード、運転免許証、キャッシュカードが2枚、空いているスロットにクレジットカードがギッシリ詰まっています。

パスケースは以前ICカードで通勤していた際に使っていたもので、革製のものです。今は定期券にモバイルSuicaを使っているので、交通系ICカードの代わりにタイムズのカーシェアリングの会員カードを入れてあります。

カードケースは無印で買った廉価品です。たくさん入るので、ポイントカードの類やETCカードなどを入れてあります。


まず、財布にたくさん詰まっているクレジットカードをなんとかすることにしました。前回の記事で検討したメインカードとその補助のみを残して、残りのカードはカードケースへ移動か家でお留守番にしました。財布に入っていたポイントカードも整理すると、使用頻度の極めて低いものがあったので、破棄したり家でお留守番にしたり、カードケースへ移動したりしました。キャッシュカードは財布に残すことを考えていましたが、直近の使用頻度を踏まえ、カードケースへ移動することにしました。

同じく、カードケースに入っていたポイントカードについても、使用頻度が低いものについては破棄しました。また、スマートフォンのアプリとしてポイントカード機能を保持できるものについては、スマートフォンへの移行を行いました。カードケースには財布からたくさんのカードが移動してきましたが、それ以上にカードケースから減ったカードが多かったので、結果としてカードケースもすっきりしました。

財布のスペースが空いたので、そのスペースにタイムズの会員カードを移動しました。これで持ち歩くものを1つにできます。

それでも財布に入っているカードの枚数はかなり減ったので、今持っている財布より更にコンパクトな入れ物を用意することも考えています。例えば、カードのみを入れたカードケースを追加し、今持っている財布には現金のみを残すというスタイルが考えられます。このカードケースは、収納力よりはコンパクト性を重視して選びます。名刺ケースやパスケースに近いスタイルのものが良いと思います。こうすれば、普段の生活では財布すら鞄の中に入れておけばよく、カードケースと携帯電話さえあればあらかた生きていけるというスタイルを構築できます。それでは心もとないと考えて、カードと紙幣のみを持ち歩けるマネークリップを追加するというスタイルも考えられます。最低限の現金だけを入れておき、残りの現金は財布に分けておいておく、というわけです。

カードケースやマネークリップで生活していくスタイルに少し憧れているところもあるので、まじめに検討してみたいと思います。

JCBとAMEXで生きていく実験?

思いつきで始めた「多重申込実験」もほぼ収束した中で、自分のライフスタイルを改めて振り返ったところ、複数の提携カードを使いこなすライフスタイルはあまり向いていないのではないかという結論に至りました。これを踏まえて、改めてカード編成を考えなおすことにしました。

前提

ライフスタイルの振り返りの結果から、前提とする考え方も変わりました。まず、

1枚、多くとも2枚程度のメインカードに原則として決済を集中する

ことを大前提とします。メインカードですので、決済シーンを選ばないカードであることが求められます。この大前提には補足があって、

VISA/Master以外をメインカードに選定する場合は、補助のVISA/Masterカードを合わせて選定し、決済力を補強する

ことにします。やはり決済力ではVISA/Masterには他ブランドは勝てませんので。そして、

メインカード以外のカードについては、年間決済額が十分多いか、カードに付帯するベネフィットが他のカードになく、それを活用できる場合にのみ維持する

ことをもう一つの前提とします。全体としては、カードの保有枚数を現状より削減する、という方向になります。

選定

メインカードをどれにするかは非常に悩みましたが、次の2枚を選定しました。

あえてのAMEX/JCB連合です。この2つを選んだのは、AMEXとJCBというカード会社が割と好きな部類であること、SPGについては入会キャンペーン中で決済を集めたいこと、AMEX/JCBで日本国内であれば十分生きていけるのでは?という個人的な直感を検証することが目的です。

これにあわせて、VISA/Masterから決済力補強のためにMUFGゴールドを選定しました。MUFGゴールドも将来的に育成してMUFGプラチナにしてみたいという計画がありますので。この3枚があれば、日本国内でカードを使える場所でカードが切れないということはほぼないはずです……。

続いて、メインカード以外のカードについて検討を加えました。その結果、三井ショッピングパークセゾン、ウォルマートカードセゾン、アトレビューSuicaAmazon MasterCard クラシック、NTTグループカード、オリコ・ザ・ポイントについては頃合いを見て解約する方向としました。やはり直近の決済額を考えると、これらのカードを維持するコストに得られる特典が優っているとはいえないという判断です。

ビックカメラビューSuicaは、ひとまず保留とします。現状このカードだけで年間数十万円は決済しているので、維持するメリットは十分にあります。ただし、手持ちのSuicaチャージに使えるカードとしてはANA VISA Suicaもあります。こちらに決済を寄せて、ビューカード発行のカードから手を引くというのも一つの選択肢です。

エポスカードは、カードを持っているだけで得られる優待が強力なので、維持する方向です。ディズニー★JCBカードも同じ理由で有効期限までは維持の予定。

AMEX緑とセゾンゴールドAMEXは、近くやってくるだろうSPGの提携終了後のAMEX枠に入れたいと考えているので、しばらく維持する方向です。おそらくMUFGプラチナとも枠を競うことになるでしょう。


上での検討を踏まえて、カード編成をリストにまとめました。JCB三井住友カードをサブサブという項目を使ってまで維持しているのは、人生のずっと先を見据えたうえでの判断です。長いクレジットカードの旅を終えた後、おそらく自分が回帰するのは、JCB三井住友カードのプロパーか航空系カードであると確信しているからです。目先のカード編成もしっかり決められない人間が、人生のずっと先を見据えるなどと言っても笑い話になってしまいますが。

メインとその補佐

サブ

  • ビックカメラビューSuica or ANA VISA Suica (鉄道用)
  • エポスカード (各種優待)
  • ディズニー★JCB (各種優待)
  • AMEX緑 (SPG終了後のAMEX枠)
  • セゾンゴールドAMEX (SPG終了後のAMEX枠)
  • JALカード普通 (JAL用)

サブサブ

  • JCBゴールド
  • 三井住友VISAプライムゴールド

解約方向

  • アトレビューSuica
  • 三井ショッピングパークセゾン
  • ウォルマートカード
  • NTTグループカード
  • オリコ・ザ・ポイント
  • Amazon Master クラシック

SPG終了後は次のような編成となります。

メインとその補佐

  • AMEX緑 or MUFGプラチナ or セゾンゴールド/プラチナ
  • ANA JCB ワイドゴールド
  • 三井住友VISAプライムゴールド/クラシック

サブ

サブサブ

  • JCBゴールド

あるいは次のような編成も考えられます。こちらのほうが枚数や年会費は削減できます。その分得られるベネフィットも減りますが。

メインとその補佐

  • AMEX緑 or MUFGプラチナ or セゾンゴールド/プラチナ
  • ANA VISA ワイドゴールド
  • JCBゴールド

サブ


アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのインビテーションが着弾

カードの「多重申し込み」が一段落したので、しばらく書くこともないなと思いつつ、本日帰宅して家のポストを開けたところ、アメリカン・エキスプレスからの封筒が入っていました。

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「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのご案内」と書いてあります。これ、いわゆるゴールドカードへのインビテーションですね。インビテーションというのは、カード会社から送られてくる上級カードへの招待のことで、同封されている申込書に記入して送り返せば、ほぼ審査なしに上級カードへの切り替えが可能となるものです。私は既にアメリカン・エキスプレスのグリーンカードを持っているので、グリーンカードより更に上級なゴールドカードへのお誘いが来たということでしょう。

インビテーションは、カードの利用状況などを元にしたカード会社の厳しいチェックをくぐり抜けた人にのみ送られるもの、というのが本来です。ところが、アメリカン・エキスプレスのゴールドカードに関しては、ややインビテーションが乱発されている傾向にあるように思います。というのも、私のもとにはすでにゴールドカードのインビテーションが過去3回送られてきています。前回のインビテーションは2月に送られてきたので、たった3ヶ月でまた新しいインビテーションが送られてきたことになります。「3ヶ月でまたインビテーションが送られてくるなんて、さぞかし優良顧客なのでは?」と思われるかもしれません。しかし、私がこの3ヶ月間グリーンカードでいくら決済したかというとたった5万円程度です。私の場合は、年齢の割にはカード利用額が多いのと、若い内に上級カードに囲い込んでおきたいというアメリカン・エキスプレスの思惑があるのではないか、と思います。

とはいえ、もらって別に嫌なものではないのも事実です。インビテーションが送られてくるということは、少なくともアメリカン・エキスプレスにとって私が「下の下」の顧客ではないということ。実績を積むことで、私に対してより良いサービスを提供してくれる可能性もあるということです。今後もアメリカン・エキスプレスとは長いお付き合いを続けたいと思っていますので、現状の関係を維持・向上していきたいところです。

いろいろと思うところを書きましたが、早速開けていきたいと思います。

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同梱物は、「特別申込書」、挨拶状、ゴールドカードの案内パンフレット、規約要約、返送用封筒です。

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「特別申込書」なので、普通の申込書のように住所や収入などの情報を書く必要はなく、申込日、カード番号、署名のみです。申し込みには有効期限があるようです。8月31日までと書いてあるので、だいたい到着から3ヶ月以内ですね。

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挨拶状が入っていると、アメリカン・エキスプレスから送られてきたお手紙なんだなと思います。ゴールド級のカードは何枚か持っていますが、お手紙を入れてくるのは現状アメリカン・エキスプレスぐらいです。プラチナ級になると変わってくるのでしょうか。

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パンフレットを開くと、ゴールドカードの特典が綺麗にまとめて紹介されています。招待日和はちょっと気になりますね。


せっかくのインビテーションではありますが、今回もスルーしようと思います。SPGアメックスを取得したばかりで、ゴールドにはあまり魅力を感じません。海外旅行に月一ぐらいで行くというのならまた変わってくるでしょうけど……。

ANA JCB ワイドゴールド 到着

先日申し込んだANA JCB ワイドゴールドが到着しました。「お前JCBゴールド持ってるだろ!」など突っ込まれそうですが、ちゃんと取得した理由はあります。まず、ANAの上級会員資格であるStar Flyers Card (SFC) を獲得しようと思い始めたことがあります。SFC獲得にはそれなりに飛行機に乗る必要があるので、マイル獲得効率を少しでも上げておきたいのと、SFCを維持するためにきちんとしたANAカードを持っておきたいという動機がありました。SFCの維持には、ANAワイドカード以上のクラスを持ったANAカードを保有していなければならないのです。

既に持っている、ANA JCB 一般カードからのアップグレードとして申し込みました。

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VIPだなんて書いてありますが、一体何なんですかね。ゴールドカードぐらいでVIPとか言われても困りますが……。

ANAのゴールド級カードは、JCB発行以外にもいくつかあって、巷では三井住友カード発行のVISAおよびMasterが一番人気のようです。これは、マイぺいすリボとWeb明細書を申し込むことで、年会費を安くできるからだと思います。それでも三井住友カード発行のものにせず、JCB発行にしたのは、Edyチャージ200円チャージで1マイルと僅かではありますがマイルが貯まることが理由です。私の生活スタイルでは、毎月数万単位でEdyを使っているので、メインにできるカードでEdyチャージマイルが貯まれば、それに越したことはないのです。

申し込み記録

2016年5月16日 MyJCBのアップグレードフォームから申し込み 2016年5月17日 可決メール 2016年5月24日 セキュリティパッケージにて到着

ちょっといつものJCBより時間がかかりました。発行業務が詰まっていたのでしょうね。

券面

f:id:urgsm:20160527070214j:plain JCBゴールドの券面と比べると、明るい金色になっています。アップグレード申し込みでしたので、AMC会員番号は変更されていません。ただし、一般カードからゴールドカードになったので、カードの番号は変更されています。

同梱物

f:id:urgsm:20160527070732j:plain 同梱物は、ANAカードの標準的な構成だと思います。規約、ゴールドカードの案内、ANAカードの案内です。

利用可能枠は一般のS100C0からS250C0に上がっていました。

ANA JCB ワイドゴールドとJCB ゴールドはベネフィットのかぶっている部分も多く、多くの場合重複保有は無駄であるとされているようです。それでも、私はこの2枚のカードそれぞれに良さがあると思っていますので、とりあえず重複保有を1年間はしてみようと思います。そのあとで、やはり年会費負担が得られるベネフィットより大きいと感じられた時は、三井住友カード発行のワイドゴールドを取得し直そうと思います。その際には、三井住友カードのプロパー上位カードにそこまで関心もなくなってきているので、プライムゴールドをクラシックにダウングレードするかもしれません……。

提携カードを使いこなすのは難しい

以前の記事で、二軍としてとりあえず持ち歩くことにしようと決めた「三井ショッピングパークセゾン」ですが、実はここに来て解約を検討しています。解約を検討するに至った理由としては、某巨大掲示板やクレジットカード好きのコミュニティなどでの議論を見て「本当にこのカードを使いこなせているのか?」という疑問が出てきたからです。

三井ショッピングパークセゾンのように、クレジットカード会社が他の会社と提携して発行しているカードを、提携カードといいます。三井ショッピングパークセゾンの場合は、セゾンカードが三井不動産と提携して発行しているカードになります。提携カードは、どこでも使いやすいという汎用性を犠牲にする代わりに、提携先での利用については優遇特典が付与されていることが多いです*1。例えば、三井ショッピングパークセゾンをイオンモールで使うのは、抵抗があるかと思います。

三井ショッピングパークセゾンに用意されている優遇特典は、大きく分けて以下のものがあります。

  • 三井系のショッピングモールでポイントが100円で2ポイント貯まる(通常は100円で1ポイント)
    • このポイントは、500ポイント単位で500ポイント=500円として使えます
  • 一部のショッピングモールで駐車場利用が優遇される
  • ショッピングモール内の店舗で割引やドリンクサービスなどの優遇がある

これらの特典は魅力的ですが、「カードを持つリスクと照らしあわせてどの程度のメリットがあるか」を慎重に考えることが大事なのではないかと思うようになってきました。カードを持つリスクというのはなんでしょうか。カードを持つリスクとして以下が挙げられると思います。

  • 決済に使用するカードが分散することで、ポイントなどが分散して貯まってしまい、ポイントの効率が悪くなる
  • 不正利用・盗難のリスクはカードを契約している以上、0ではない

提携カードの場合、基本的に提携先でのみ使うカードとなるので、その提携先をかなり頻繁に使うなどの理由でそれなりに大きなメリットが得られているかがポイントになります。


そこで、自身のライフスタイルと三井ショッピングパークセゾンの特典を改めて照らしあわせることにしました。

ポイントが100円で2ポイント貯まる
現状の決済ペースで行くと、三井系でのお買い物は、年間5万円~10万円程度に留まりそうです。これによって追加で得られるポイントはせいぜい500ポイント~1,000ポイントとなります。

駐車場利用が優遇
私がよく利用する三井系ショッピングモールは、自転車圏内にあるので、車を利用することはありません。

店舗での優遇
これは8%オフや10%オフなどもお店によってはあって、そういうお店を頻繁に利用するのならかなり魅力的です。しかし、たまたま私の行動範囲ではそういったお店を利用する機会がありません。

これらを踏まえて、年間で500円から1,000円分程度のポイントのためにこのカードを維持し続けるよりは、メインで利用しているカードに決済を寄せて、別に三井ショッピングパークのポイントカードを作ったほうが良いのでは、と感じ始めています。


三井ショッピングパークセゾンは、ららぽーとやアウトレットパークで年間数十万の高額利用をしている人であれば、十分にメリットの有るカードだと思います。この記事で、三井ショッピングパークセゾンは使えないカードだ!という主張をするつもりはありません。しかし、私のような高額利用もせず、車も乗らないという人間にとっては、十分に使いこなせるカードではないのかもしれません。

三井ショッピングパークセゾンに限らず、提携カードの多くは、メインの決済手段とはわざわざ別の決済手段として利用するだけのメリットを作り出すことが難しいと感じつつあります。こんなことを言いながらも、ついつい勧誘に乗ってしまい提携カードを作り、結局使わないから解約みたいなことをやってしまうのですが……。

*1:提携カードの中でも、航空系と呼ばれる航空会社と提携したカードは、感覚的に例外だと感じます。クレジットカード好きの間では、例えばANAカードであれば、JALなどのANA以外の航空会社で使わないかぎり、特に違和感がないと感じる人が多いようです